2009-11-15

〔I Love This SONG For Sentimental Reasons 〕 Nine Million Bicycles

 グルジア出身の歌姫、ケイティ・メルアさんのヒット曲。
 ♪ 北京に 自転車 900万台……

 ⇒  http://www.youtube.com/watch?v=J9Jfb_iuy4k&feature=related

 「世界」への「中国」の復帰。
 日本は、この「900万台の自転車」に、今後、どう付き合っていこうというのだろう。

 戦後65年――。

 「冷戦」という「神風」が吹いたことをいいことに、「反中国」を唱えればよかった、日本の戦後。
 ふん、「南京大虐殺」? ナニソレ、そんなの嘘じゃん、「幻」じゃん、と、言い続ければよかった、戦後日本。

 「戦後民主主義」の仮面をかぶった、「戦前・戦中・軍国ゾンビー=日本」。アメリカに、CIAに買われ、いいように使われた日本の「戦後保守政治」。 

 でも、もう、そうは行かない。世界は変わったのだ。日本で歴史=時差調整を済ませた、オバマの訪中!

 われわれ日本人もまた、まず、「900万台の事実」を認めることから始めようではないか!

 僕は仙台で今、ママチャリを漕いでいる。それと同じ「感覚」で、北京でも、900万人の人が、今日も、自転車を漕いでいる……。

 このことを、「感覚」として摑み、認め合うことから、相互理解を始めようではないか?!
 

  歌詞 Nine Million Bicycles

There are nine million bicycles in Beijing
That's a fact,
It's a thing we can't deny
Like the fact that I will love you till I die.
北京に 自転車 900万台
それって事実
嘘だと言えない
あなたを私が死ぬまで愛する そんな事実

We are twelve billion light years from the edge,
That's a guess,
No-one can ever say it's true
But I know that I will always be with you.
みんな、120億光年の彼方から生まれた
たぶん、そう
それがホントだっていえる人はいない
でも私はこれだけは言える 私はあなたといつも一緒

I'm warmed by the fire of your love everyday
So don't call me a liar,
Just believe everything that I say
あなたの愛の炎で、私は来る日も来る日も暖か
嘘言ってると言わないで
私の言うこと、黙って信じて

There are six BILLION people in the world
More or less
and it makes me feel quite small
But you're the one I love the most of all
世界には60億人
たぶんそのくらい
そう思うと、私ってちっぽけ
だけぞ、あなただけなの 最愛の人は

We're high on the wire
With the world in our sight
And I'll never tire,
Of the love that you give me every night
みんな電線に上で
世界を見ているけど
でも、私は飽きが来ない
毎晩、愛をもらえるから

There are nine million bicycles in Beijing
That's a Fact,
it's a thing we can't deny
Like the fact that I will love you till I die

And there are nine million bicycles in Beijing
And you know that I will love you till I die!

Wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%A2

曲の由来 http://en.wikipedia.org/wiki/Nine_Million_Bicycles

Posted by 大沼安史 at 09:06 午後 I Love This SONG For Sentimental Reasons | | トラックバック (0)

〔いんさいど世界〕 飼い主の「発作」を察知し、「警告」を発するワンちゃん!

 11月11日(わんわんわんわんの「犬の日」)――過ぎてしまいましたが、先週に続き、ワンちゃんの話題を。
 まずは、ニューヨーク・タイムズ(電子版)で、「最も読まれたランク」のトップに立った「大ニュース」から。

 「介助犬」――ご存知ですよね。「盲導犬」はもちろん、その代表選手。
 最近はその「介助」の幅がうんと広がり、「冷蔵庫」からものを取って来てくれたり、飼い主の「手足」になってくれるワンちゃんもデビューし、日本でも活躍し始めています。

 でも、ニューヨーク・タイムズの記事に出ていた、「ジェット」というワンちゃんには驚きましたね。

 「ジェット」って、アメリカのニュージャージーで、女性の飼い主の「介助」をしているラブラドルなんですが、その「介助」が凄い。

 飼い主の方、癲癇(てんかん)の発作が起きる方なんだそうですが、この「ジェット君(オスです)」、その発作を事前察知できるんだそうです。
 飼い主本人が、全然、気づかないうちに。

 察知したら、どうするか?
 飼い主の目を、一生懸命、見るんだそうです。
 そう、「視線」でシグナルを送るんですね。
 「そろそろ発作ですよ。ベッドに横になってください」って訴えるですね。

 飼い主がそれでも気づかなかったら、どうするか?

 ここが「ジェット君」の、ほんと、偉いところですが、飼い主が倒れたとき、頭を強打しないよう、後ろに回って、自分がクッションになって受け止めるんだそうです。偉いなあ~!

 それから、意識不明になった飼い主を様子を見て、そろそろ起きてはいかがですか?――って、飼い主の手の平にオモチャをポトンと落としたりもする。
 ネっ、凄いでしょ!

 ニューヨーク・タイムズによれば、同じような犬は、ハンガリーにもいるそうです。
 そのワンちゃんに対する、研究結果が昨年、発表されたそうですが、盲人で癲癇のご主人が発作を起しそうになると、吠えたり、顔を舐めたりする。
 それも、10秒前とか、20秒前といった秒読み状態ではなく、なんと「3分から5分前に」察知して警告を発することができる。

 どうして事前察知できるのか、謎なんだそうですが、とにかくワンちゃんには、こんな凄い、超能力があるのですね。

 でも、これだけじゃないんです。これも同じ、タイムズの記事に出ていたことですが(人間の悪性腫瘍、血糖値の低下の感知なんかも、ワンちゃん超能力のレパートリーに含まれるそうですが)、ヒーリング能力――癒しのパワーに期待して、「精神療法犬」……それも、戦場帰りのトラウマを抱えた兵士のために育成しよう、なんて研究も始まっているそうです。
 米軍です。陸軍。ことしの9月、30万ドルの予算をつけて研究が始まったんだそうです。

 イラク・アフガン帰りの米兵たちは、ほんと、心に致命傷を抱えて帰還した人たちなんですね。銃の乱射事件、自殺……もう、こうなると、ワンちゃんたちの「超能力カウンセリング」に期待するしかないのかも……。

 そうそう、そういえば、オーストラリア軍の爆薬検知犬の「サビ」ちゃん(メス)って黒ラブラドルが、アフガニスタンで戦闘中に行方不明になっていたのですが、それがなんと1年2ヵ月ぶりで、生存が確認された(米軍によって保護された)そうです!

 アフガンの戦場で、14ヵ月も、どうやって生き延びたのか知りませんが、「明るさ」というか、「人なつっこさ」を――犬の人間性(?)を失っていなかったそうです。
 犬って、ほんと、凄い!

 ところで、もう一度、ニューヨーク・タイムズの記事に戻ると、犬の中で最もアタマのいいのは……カナダ・バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学の犬博士、スタンレー・コーレン先生によれば、ボーダー・コリーなんだそうですよ。

 これは5年前、ドイツで明かになったことですが、「リコ」というボーダー・コリーは、モノの名前を1発で200も覚え、しかも記憶が1年間、持続するんだそうです。

 それから、プードルとかラブ、シェパードなんかもアタマがよくて、人間のサイン・音声(コトバ)を、250くらいまで覚えることができるそうなんです。

 最近、アルツ気味の僕としては、なんか、うらやましいなあ~。  
 そのうち、「リコ」ちゃんみたいな「物忘れしないワンちゃん」が、僕んちに、「ボケ介助犬」で来てくれたりして……。 
   
 ニューヨーク・タイムズの記事 ⇒ http://www.nytimes.com/2009/11/01/weekinreview/01kershaw.html?_r=2&em

 アフガンの「サビ」ちゃん 

 http://www.guardian.co.uk/world/2009/nov/12/bomb-dog-safi-found-afghanistan

Posted by 大沼安史 at 10:22 午前 1.いんさいど世界 | | トラックバック (0)

2009-11-14

〔ジャック天野の目が点・極秘スクープ〕 オバマ大統領、両陛下、昼食会での「歓談」の全容判明!

 USO通信シニア・ライターとして活躍する、畏友、ジャック天野から、久しぶりに「メール・ニュース」が届いた。オバマ大統領と両陛下の、昼食会における「歓談」の全容をスクープしたという。

 聞けば、両陛下がオバマに対して何をお話になるか、戦々恐々とした外務省筋が内閣調査室に依頼して、御所の食堂で会話を盗聴した録音テープを入手。それをそのまま起したのが、以下の「やりとり」だという。

 う~ん。陛下も美智子さまも、なんて素晴らしいお方なのだ!
 オバマよ、両陛下の「お言葉」を肝に銘じて、オキナワ、アフガン問題に対処しなければイカンゾヨ!

 内調発 極秘 緊急 (取扱注意 回覧後 破棄のこと) ◎ 両陛下 2009年11月14日 東京・皇居御所 におけるオバマ大統領歓迎昼食会でのご発言
 
  天皇陛下(T) オバマ大統領閣下、外国の賓客を、私どもの「御所」(マイホーム)にお招きし、食事をともにするのは、あなたが初めてです。
 アメリカの大統領では……そうそう、かつてクリントン氏と食事を共にしたことはありますが、それも「宮殿」でのこと。こうして私たちの住まいである「御所」で食事をしていただく外国の元首は、オバマ大統領、あなたが初めてです。

 オバマ大統領(O) 光栄です。

 美智子さま(M) オバマ大統領の自伝を読ませていただきました。ハワイでお育ちになったころ、近所の日系人に、白身のお刺身をふるまわれたとお書きになってらっしゃいましたね。そこで前菜にヒラメのおつくり、ご用意しました。それから、最後のデザートは抹茶のアイスクリーム……。

 T 午前の演説でも、抹茶アイスクリームのこと、おっしゃられたそうですね。カマクラで味わった、とのこと。でも、自伝によれば……箱根の芦ノ湖でお食べになったのでは。

  …………

 M オバマ大統領、デザートの抹茶アイスクリームもそうですが、実は私、大統領に味わっていただきたく、手料理を用意致しましたの。

 O そ、それは恐縮です。

 T ゴーヤチャンプル。我が家の自慢料理。オキナワのグルメです。このゴーヤは、ぜひ大統領との昼食会で食べていただきたいと、今朝、普天間の皆さんが届けてくれたもの。この苦味が、なんとも言えないのですよ。

  ……(話題をかえて)陛下、在位20周年、おめでとうございます・

 T ありがとう。あなたも「ノーベル平和賞」、おめでとう!

  この際ですから、陛下に、日本の現状をどうお考えになっておられるか、率直なご意見をお聞きしたいと思います。今後の日米関係の発展のためにも、ぜひとも、お気持ちをお聞かせ願いたい。

 T そうですね。これは在位20周年の記者会見でも申し上げたことですが、日本は過去を忘れている……これが気がかりなことです。歴史を忘れてはいけません。歴史を直視しなければ、この国は生きていけません。オバマ大統領は午前中の演説に、あの(日本は)「神の国」発言をした「元首相」をご招待されたそうですが、私の言う、過去を忘れるな、とは、そういう昔の、わけのわからない狂信的な軍国主義を――戦争の昔を、肯定せよ、ということではないのです。

 O 戦争の悲劇を忘れてはならないということでね。私たちの側からすれば、ヒロシマ・ナガサキを、忘れてはならない……。

  そう、私たちは、オキナワも……。

  さ、どうぞ……さめないうちに、ゴーヤチャンプル、お召し上がれ。スプーンですくって……そうそう、そうやって。

  デ、デリーシャス!!

  お口にあいましたか?

  も、もちろん! ヒラメも、すごくデリシャスです。子どもの頃、ハワイで近所の日系の人にご馳走になった、「アユ」ってお刺身に味が似てますね。

 M これも、いかがですか? 娘のサーヤがつくって届けてくれた、お煮しめ……。つまんで、いただけますか?

  サーヤ? 私の娘の名前はサーシャ! 

  そう、コレも何かの縁……。

  ……………… 

  ところでオバマ大統領、中国にお出でになるそうですが、南京にはいらっしゃいますか?

  ……い、いや、今回は。

 T そうですか、私は一度は必ず、お訪ねしたいと思っているのです。北京でお会いになられる、中国の胡錦濤主席に、そう私が申していたとお伝えください。

  ……陛下…………

  あなたにとってのヒロシマ・ナガサキは、私にとって――日本にとっての南京なのです……。

  さあ、さあ、デザートの抹茶のアイスクリームが来ましたよ。

  これも家内の手づくり。

  自伝にお書きになっていた、「グリーン・ティー(緑茶)のアイスクリーム」の味ですか? いかが?

  ああ、この味! あの山の湖で味わった味だあ~!

  私たちはね、あなたの前任者(ブッシュ?)がね、宮中で食事をしたい、と言って来た時、お断りしたのですよ。体調が優れないと言ってね。なぜか、お分かりですよね。

  これはお嬢さんたちへの、私からのプレゼントの絵本です。アフガニスタンの子どもたちにも贈った絵本です。

  …………

  それでは、最後に、昼食ですから、コーヒーで乾杯しましょう。オバマ大統領、あなたのお父様の国のキリマンジャロです。平和に乾杯!

  世界の子どもたちに乾杯!

  パシフィック(太平洋)の大統領として、日本のパシフィズム(平和主義)に乾杯!

  こんどは、プライベートで、ご家族でいらしてください。

  ミシェルさんとお嬢さまたちにもよろしく。

  

Posted by 大沼安史 at 10:01 午後 7.目が点丼 | | トラックバック (0)

2009-11-13

〔I Love This SONG For Sentimental Reasons 〕 Mr Bojangles

  これは有名な歌だから、ご存知の方も多いことだろう。

 米国のジェリー・ジェフ・ウォーカーの歌。

 でも、ブタ箱で一緒だったのは、黒人ではなく、白人だったそうだ。
 当時は刑務所も人種隔離されていた……。

  ⇒  http://www.youtube.com/watch?v=ZIZgivVGsTQ&feature=related 

       http://www.youtube.com/watch?v=ZIZgivVGsTQ&feature=related

 ユーチューブで探したら、サミー・デイビス・ジュニアのもあった。
 これが、チョコレートのような、いい声なんだなあ。
  ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=SMcfUjIguSs&feature=related
 

    歌詞・日本語の訳詞も http://www.softark.net/articles/m-0106.html

Posted by 大沼安史 at 08:46 午後 I Love This SONG For Sentimental Reasons | | トラックバック (0)

〔NEWS〕 アフガン不条理劇場  米軍軍事物資の輸送委託先の現地企業 タリバンに安全輸送の「保険料」支払い 委託費(アメリカ国民の税金)の   10%(2.2億ドル) タリバンの懐へ 

 米誌「ネーション」が、アフガン戦争の不条理さを浮き彫りにするスクープ報道を放ち、それを英紙ガーディアンが転載した。
 
 戦争を継続するには兵站の確保、軍事物資の輸送の確保が不可欠だが、アフガンの米軍から物資の輸送を委託された輸送業者が、輸送の安全を確保するため、タリバンに「保険料」を支払っているそうだ。

 米軍が契約を結んだ6社に対する委託料(2年間)は、総額なんと22億ドル。その10%がタリバンに支払われいるそうだ。ということは2億2千万ドルが、タリバンの懐に転がリ込む(込んだ)わけ。
 アフガンのGDPの10%に相当する米国民の血税が6社に渡り、その10%がタリバンに手渡されたわけだ。
 そして、タリバンはそれを戦費に充て、米軍と戦っている。これはもうファルス(笑劇)を通り越した、笑うに笑えぬ悲劇である。

 6社のうちの1社は、カルザイ大統領の従兄弟で、ヘロイン取引などで米国で訴追されたこともある、ポパル兄弟。

 ポパル兄弟は「ワタン・グループ」という企業集団を所有。運送会社のほか、「ワタン・リスク・マネジメント」という傭兵集団を擁しているそうだ。

 アフガンではFHIというアメリカ系の輸送会社が「保険料」を支払わず、輸送にあたっているが、そのトラック部隊はほとんど毎回、タリバンの攻撃を受けているそうだ。

 アフガンの地獄の沙汰も、金次第……。
  
  
 ネーション誌⇒ http://www.thenation.com/doc/20091130/roston

 ガーディアン版 http://www.guardian.co.uk/world/2009/nov/13/us-trucks-security-taliban

  

Posted by 大沼安史 at 05:52 午後 4.ミニNEWS | | トラックバック (0)

2009-11-12

〔I Love This SONG For Sentimental Reasons 〕 渚のセニョリーナ&恋のギターラ

 梓みちよさんは、この2曲で打ち止め。
  
  渚のセニョリーナ ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=jBqJVGeb9bM&feature=related

  恋のギターラ ⇒  http://www.youtube.com/watch?v=CnCFpBTqHko&feature=related

 さっき、この2つの歌に触発(聴発?)され、文字通り、「足して2で割った」ような曲をつくった昔のことを――40年前のことを、思い出してしまった……。

 どうも最近、学生の頃の「感覚」が甦り、また「下手な曲好き(づくり)」をしたくなって、困っている。

 仙台に戻る前、横浜で買った「ピアニカ?」は包装したまま、押入れにしまいこんで開けないでいるのだが、最近、(そろそろ、出して、弾いてみろよ)という「悪魔のささやき」が聞こえるようになり、困っている。

 実は「帰りなん、いざ」なんて歌が心の中で8割方、出来ていて、仕上げてみたい気持ちがあるからだ。

 だから、楽譜ソフトを入れようか、なんて思って困っている。

 やりだすと、のめりこんでしまうのだ。

 いまは、ロマン・ロランとかガンディーとかトルストイを読むのに専念しなくちゃならないというのに……。

 他人のせいにするわけではないが――いや、わけだが――べ平連の吉川勇一さんが電子ピアノを始めている写真を見たものだから、「古傷」が疼き出してしまった。

Posted by 大沼安史 at 08:25 午後 I Love This SONG For Sentimental Reasons | | トラックバック (0)

〔NEWS〕 オバマ アフガン問題で協議 アイケンベリー大使も出席 ホワイトハウスでの検討会議を前にアーリントン国立墓地を訪問

 ニューヨーク・タイムズによると、オバマ大統領は11日午後2時半から2時間20分にわたって、ホワイトハウスで、アフガン問題の協議を行った。

 会議には「米軍増派」に慎重な対応を求めるアイケンベリー駐アフガン大使も出席。
 オバマ大統領はアイケンベリー大使に対し、その懸念について質問したという。

 米軍部がアフガン増派について、4つの増派オプション(選択肢)を提示。これに対して、オバマ大統領はそのそれぞれについて「どんなふうに、修繕あるいは変えることができるか」質問したという。

 米政府当局者は同紙に対し、大統領の質問の「中心的な焦点」は、「結果が目に見えるまでどれほどかかるのか、撤退はできるのか」にあったという。

 ということはすなわち、オバマは「撤退」を意識、あるいは模索していることではないのか!〔大沼・注〕

 このタイムズの記事で、もうひとつ、絶対に見逃してはならないのは、オバマ大統領が、この協議に先立ち、雨に濡れたアーリントン国立墓地の「セクション60」(イラク、アフガン戦死者埋葬地域)を訪問していることだ。

 「復員兵の日」の行事とはいえ、この訪問の意味は大きい。
 歴代の大統領は、戦争をめぐる政策決定をするのに際し、誰一人として、アーリントンを訪れた者はいないからだ。

 僕(大沼)が訳出して、近々出版される、『戦争の家』という、ガルブレイス賞(ノンフィクション大賞)に輝いた本の(邦訳・下巻)中で、著者のジェームズ・キャロル氏は、戦争するしないという重大な決定をする前に、アーリントンの墓地に立てば、おのずと違った判断が生まれるだろうと述べ、米国の指導者に対して、その際、アーリントンの丘に登るよう求めていた。

 読書家で知られるオバマは、もしかしたら、キャロル氏の『戦争の家』を読んでいるのではないか……?

  だとしたなら――

   
 ⇒ http://www.nytimes.com/2009/11/12/us/politics/12policy.html?partner=rss&emc=rss

  

Posted by 大沼安史 at 06:59 午後 4.ミニNEWS | | トラックバック (0)

〔NEWS〕 米国の駐アフガン大使がオバマ大統領に米軍増派を懸念する「直訴」秘密電報(覚書) ワシントン・ポストが報道

 ワシントン・ポストによると、米国のカール・アイケンベリー駐アフガニスタン大使が、この1週間内に2度にわたり、米軍のアフガン増派に懸念を表明する覚書を極秘電でオバマ大統領に送っていた。

 アイケンベリー大使は、2006年から2007年にかけ、駐留アフガン米軍の司令官を務めた、退役軍人(大将)。
 後任にあたるマックリスタル現司令官の増派要求に対して、「ノー」を突きつけたアイケンベリー大使の意見具申の持つ意味は重い。

 米軍当局はアジア歴訪を前に、オバマ大統領にいくつかの選択肢を提示したが、いずれも増派プラン。1万人から4万人まで、アフガンに派遣する内容だ。

 オバマ大統領は、これらの「増派選択肢」を抱えて東京に来るわけだが、アイケンベリーの「直訴」も当然、揺れる心の中で、大きなウエートを占めているはず。

 日本政府(鳩山政権)としては、この際、アイケンベリー大使に同意する意見を述べ、アフガン和平の仲介に積極的に取り組む旨、表明すべきである。
  
 ⇒ http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/11/11/AR2009111118432.html?hpid=topnews

  

Posted by 大沼安史 at 05:07 午後 4.ミニNEWS | | トラックバック (0)

2009-11-11

〔NEWS〕 パキスタンの核が行方不明に? ことし初夏、米国の緊急対応チームが出動 S・ハーシュ氏が「パキスタンの核」問題をレポート

 米国の信頼すべき調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ記者が、『ニューヨーカー』誌で、パキスタンの核問題の現状をレポートしている。
 ⇒ http://www.newyorker.com/reporting/2009/11/16/091116fa_fact_hersh?currentPage=all

 Defending The Arsenal(核の兵器庫を守る)とのタイトルの長文の記事。

 アフガン・パキスタン戦争が激化する中、パキスタンの核がイスラム過激派の手に落ちるのではないか、との懸念が高まっているが、管理体制は万全なのか?

 ハーシュ氏はこの点について、現在、ロンドンに住むムシャラフ前大統領から、こんなコメントを引き出している。

 「核攻撃にも平気な、深いトンネルがある」

 このムシャラフ発言は、パキスタンが核兵器を運搬・貯蔵する巨大なトンネル網を保持していることを確認したものだ。

 また、パキスタンのある核専門家は、地下トンネルについて、「ビッグ・アンクル(米国情報機関)の偵察衛星でも、モニターできない」と語ったそうだ。

 パキスタンの核は、核そのものと起爆装置、及び運搬手段(爆撃機、ミサイル)を分離する安全対策が取られているが、米国は特に起爆装置を重視し、その運び出しのための作戦計画も準備されているという。

 起爆装置を、運び出しに使うC17輸送機にどれだけ積み込むことができるか、核の移転・隠匿場所も含め、検討されているそうだ。

 恐らくはこの作戦計画に沿ってのことと見られるが、ことしの夏の初めに、パキスタンの核が行方不明になった、との警報で、ワシントン郊外のアンドリュース空軍基地から、極秘の緊急対応チームが、パキスタンに向け、飛び立ったそうだ。

 警報はその後、間違いを分かったが、その時、緊急対応チームは湾岸のドバイに達していたそうだ。

 「危機」がホンモノだったとして、パキスタン当局は、米側に核の本当の在り処を明らかにしただろうか?

 少なくとも、全ては明らかにしなかったはず。どこが別の極秘の場所に移してしまったはずだ――とは、米国防総省アドバイザーの見方だ。

 (別の米国の前情報当局者は、「パキスタンは核弾頭の数、そのうちのいくつかの貯蔵場所、その指揮・統制システムを、われわれに見させてくれた……われわれはその安全対策の計画書も入手した。安全が破られた時の対策を議論することもできた」と語っている) 

 極秘の地下トンネル網が存在するとして、それはパキスタンのどこにあるのか?
 ラホールの西、サルゴダにあるパキスタン空軍基地を挙げるのは、米国務省の前当局者だ。しかし、同基地はアンドリュース空軍基地ほどの広大なスペース。そこに核が保管されていると分かったとしても、その基地の何処にあるのか分からなければ意味がない。

 ハーシュ記者はパキスタンでの取材後、ニューデリーに飛んで、インド情報筋と接触したが、そのインド当局者は「パキスタン軍の大佐クラスの動きを懸念している」と語ったそうだ。

 つまりは、パキスタン軍の中堅指導部による、「パキスタン軍・核クーデター」の恐れ……。

 となると、アフガン・パキスタン問題の沈静化がますます急務になるわけだが、ハーシュ記者は、この点に関しても、ムシャラフ前大統領から、重要なコメントを引き出している。

 「イスラム教徒はオバマを高く評価している。受け容れられていることを利用しなければならない。タリバンに対してもだ。彼らと政治的に対応することを試みなければならない」

 パキスタンの核を安全に管理するためにも、アフ・パク戦争は止めなければならない……。

  

Posted by 大沼安史 at 06:24 午後 4.ミニNEWS | | トラックバック (0)

〔フォト NEWS〕 イアンは兵士になった 18歳で入隊したベイビーフェースが生還するまで 

 ⇒ http://www.guardian.co.uk/world/gallery/2009/nov/10/making-of-an-american-soldier

 英紙ガーディアンに、18歳で米陸軍に入隊した、イアン・フィッシャーさんが、ことし夏、イラクから生還、恋人と抱き合うまでの写した「写真アルバム」を電子版に掲載した。
 28枚の組み写真。
 その、ベイビーフェース。親友を抱き合い、最後の別れをする彼。「お前のことを、祈る」と言う親友。1分半の坊主狩り。新しい彼女とのデート。

 生還は喜ばしいことだ。新婚の家では犬を飼っているそうだ。
 イアンさんの生還は喜ばしいことだが、だからこそ私たちは、「反戦」を求めるものでなければならない。
 
 

  

Posted by 大沼安史 at 06:18 午後 12.撮る! 写真、この1枚 | | トラックバック (0)